ビリョクな魅力♡

麗しき人となるべく、魅力的美女を夢見て、30代に思うこと、感じることを綴ります。

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はるか むかし

はるかむかし

はるか むかし

いつだったのか 夢よりもずっととおい むかし


マルはいた

水牛を引いて、家族で田を耕す

いつもひとりぼっち

周りからは ちょっと変わっている子

ある日 お姉さんに赤ちゃんが生まれた

今日は 楽しいお祝いだ

となりには、おじさん

おどりを踊ったり わいわい ガヤガヤ

女の人は 綺麗な服を着て

とくにお姉さん きれいだった

マルには大好きな人がいた

とてもとても大切な人


用事を頼まれて しばらく村を離れた 

戻った村は

荒れ果て 潰され 燃えている家

こわくて隠れた 逃げた

気付くと もう、誰もいない

家族も 友達も 恋人も


本当に一人になった 連れ去られたのか

死んでしまったのか 


がらんどうのぐちゃぐちゃに荒らされた 村と

風の吹く音だけが聞こえた


あなたを救えなかったのか 逃げたのは私

もう 二度と大切な人に会えなくなってしまった



病気になった

小さい息子と娘よ

妻はよくやってくれた

3人で寝込む私を 何も話すことなく見守る

何日も 何日も


ありがとう 悪かったな

君は本当に尽くしてくれた 子供がまだ小さく

これから一人で抱えるのは大変なことだ

最後まで 悪かったな


君にあえてよかったけれど

君には何かを与えることができたのだろうか

心では、突然いなくなってしまった 大切な人を

忘れられずに

こころは うらぎっていたんだろうか

悪かったな


若かりし頃の恋人を救えなかったことが

心残りで残念だ


悔やまれる いろんなことが悔やまれる

いろいろあっても 悪くない人生だったけれど

悔やまれる

ああ 悪かったな ありがとう


はるか むかしの ゆめ






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| ポエムチック | 22:28 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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詩集 すみわたる夜空のような (角川文庫)


ハイティーンの頃にはまった、銀色夏生さんの詩。

短い言葉の中に、ギュッとせつなさや情感がつまっていて、

あー、そうそう、あるよねー、嗚呼、、、と

思わずため息が出てきてしまうほどの、

美しい言葉たち。

何冊か持っている中で、この詩集が一番好きです。

中でも好きな詩をいくつか。

「希望」

俺たちは
いっせいに
おどろき あこがれた

この空の青さ 広さ
見たこともない
狭い路地の上に広がる
青さ まぶしさ

いまなにか
聞こえた?

なにか
胸が躍るようなものじゃなかった?


「すみわたる夜空のような」

何かだんだん曖昧に死んでいくようなつきあいより
すみわたる夜空のような孤独を




詩集 すみわたる夜空のような (角川文庫)詩集 すみわたる夜空のような (角川文庫)
(2005/02)
銀色 夏生

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| ポエムチック | 23:10 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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ありがとう


誰もいない部屋で 真夜中のシンとする静けさの中

さっきまでの出来事が 心の中で ぐるぐると渦を巻く


ごめんなさいとありがとう


ごめんなさいとありがとうが ぐるぐると渦を巻いて

頬をつたって流れ落ちていく 一歩を踏み出すための 心の嵐

嵐のような渦巻のかけらは どんどんこぼれおちてくる


受話器から聞こえる はるか異国の鐘の響きに

じっと耳を傾ける


そのうち


渦巻が心のなかを浄化して 穏やかな静けさでシンとなり

私の心は 美しい鐘の音でいっぱいになりました



ありがとう 

そばにいてくれてありがとう

ありがとう ありがとう 

一緒に悲しんでくれて この気持ちを大切にしてくれて 

本当にありがとう


今 すぐに逢いにゆきたい そんな気持ちでいっぱいでした


| ポエムチック | 23:41 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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ここで


ここで



居心地のいいこの場所

ここは、どこにでもつながる場所


朝も昼も夜も

昨日も今日も明日もあさっても

私はここで

待ち続ける

何かを 誰かを

しおれて枯れて何も考えられなくなるまで

ここで じっと待とう 

一輪ざし

| ポエムチック | 22:31 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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サヨナライツカ


  サヨナライツカ  -辻 仁成-


 
  いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない

  孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい


  愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある


  どんなに愛されても幸福を信じてはならない

  どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない


  愛なんか季節のようなもの

  ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの


  愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ



  サヨナライツカ


 
  永遠の幸福なんてないように

  永遠の不幸もない


  いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる

 
  人間は死ぬとき、愛されたことを思い出す人と

  愛したことを思い出す人にわかれる



  私はきっと愛したことを思い出す




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

SNSで友達が呟いていた辻仁成氏の「サヨナライツカ」の詩。

初めて目にして、何とも言えないせつなさを感じた。

私は、原作も映画もみたことがないけれど、とても素敵な詩。

諸行無常、万物は移いゆく。

だからこそ、この一瞬一瞬を大切に、家族や、恋人や、友達と、大切な人達と生きたい。


この詩に共感する反面、そうじゃない、幸福や愛は永遠でしょ、と信じている自分もいる。

あまりに、もののあはれな情緒感はあまり好きではない。

でも、素敵な詩だとも深く思う。



私は、死ぬ時、愛したことや愛されたことではなく、


愛し合ったことを思い出したい。

| ポエムチック | 12:28 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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